サイト移転 / 公開前の確認
サイト移転の URL 対応表の作り方と、公開前に確かめること
サイトのドメインやページのパスを変えるときは、旧 URL と新 URL の対応を決めておきます。Google は移転の準備として URL マッピングを作成する手順を案内しています。出典: Google「URL マッピングを準備する」
公式資料の確認日: 2026-10-04。以下の CSV の形式とチェック手順は、このツール向けの実務例です。
1. 旧 URL を集め、移転先を決める
旧サイトマップだけでなく、CMS の一覧、アクセスログ、Search Console なども手掛かりに URL を集めます。画像やダウンロード資料も移転対象か確かめます。各 URL の内容に対応する新 URL を決めて、2 列に並べます。出典: Google「元の URL を特定する」
旧URL,新URL
https://example.com/service-old,https://example.com/service
https://example.com/company,https://example.com/about
https://example.com/資料,https://example.com/download
このツールでは UTF-8 の CSV / TSV を使います。URL にカンマが入る場合はセル全体を二重引用符で囲みます。相対 URL は旧・新のベース URL をそれぞれ入力して解決できます。CSV の 2 列はこのツールの入力仕様で、Google が指定する提出形式ではありません。入力仕様と照合画面
移転先がないページを無関係なトップページへ一括転送することは避けます。削除や統合の扱いを個別に決めてください。このツールの「未割当」は見直す候補であり、すべてに転送先を作るよう求めるものではありません。出典: Google「サイトの移転を開始する」
2. 対応表にありがちな不備を確かめる
以下は本ツールの検査項目です。入力した対応表に基づく検出であり、実サーバーの動作とは別に確認してください。検査仕様・ツール本体
| 結果 | 見直す内容 |
|---|---|
| 未割当 | 旧サイトマップにある URL が対応表にない。移転・削除などの方針を確認する。 |
| 重複・競合 | 同じ旧 URL の行が複数ある。同じ転送先か、異なる転送先が混ざっているかを確認する。 |
| 循環・多段 | A → B → A や A → B → C がある。多段では表示された最終転送先を確認する。競合・不正 URL・循環の先は確定しない。 |
| 新サイトマップに無い | 直接の転送先が読込済みの新サイトマップにない。入力漏れやサイトマップの更新漏れも考えられる。 |
| 同じ URL・不正 URL | 転送が不要な行や、空欄・URL の誤記を確認する。 |
| 表記ゆれの候補 | 末尾 /、クエリ、パスの大文字小文字、Unicode の差を見直す。同一ページかはサイトの仕様で判断する。 |
恒久的な移転には、可能ならサーバー側の 301 / 308 リダイレクトを使います。Google は両方を永続的なリダイレクトとして扱います。HTTP の仕様では、308 はリダイレクト時にリクエストメソッドを変更しません。301 では POST から GET への変更が認められるため、フォームなどは別途確認が必要です。出典: Google「リダイレクトと Google 検索」、RFC 9110 §15.4.2 / §15.4.9
多段転送は最終 URL へ直接つなぐ形を検討します。Google はリダイレクトの連鎖を避け、最終宛先への直接転送を推奨しています。出典: Google「リダイレクトのベスト プラクティス」
3. 比較ルールをサイトの仕様に合わせる
スキームとホストの大文字小文字、既定のポート、パーセントエンコードの 16 進数の大文字小文字などは比較時にそろえられます。一方、パスの大文字小文字、クエリ、末尾の / を一律に同じ意味とみなすことはできません。出典: RFC 3986 §6.2
本ツールは /about と /about/、?id=1 と ?id=2 を既定で区別します。同じページとして扱うサイトでのみ、チェック欄を選んで再照合してください。日本語 URL はブラウザの URL 処理を使って UTF-8 のエンコード表記と比較します。# 以降はサーバーの転送対象の照合から除外します。クエリの並べ替えや HTTP / HTTPS の統合はしません。本ツールの比較ルール、技術的根拠: WHATWG URL Standard、フラグメント: RFC 3986 §3.5
4. サイトマップの読込範囲を確認する
urlset はページの一覧、sitemapindex は子サイトマップの一覧です。XML 内の & は & として記述します。出典: Sitemaps.org「Sitemaps XML format」
本ツールは子ファイルを取得しません。索引を読み込んだら、表示された子ファイルを手元で用意して追加してください。索引と子ファイルの対応・網羅性は自動確認しません。gzip は展開が必要です。旧・新の URL 本体が未入力なら、そのサイトマップとの検査は省略されます。空の urlset を読み込んだ場合は「0 URL の入力」として照合します。本ツールのサイトマップ入力
5. 公開時と公開後は別に検証する
公開前後には実サーバーの転送、内部リンク、canonical、robots.txt、noindex なども確認します。移転後は新旧サイトの状況を監視します。検索順位は移転中に変動することがあり、対応表の整合性だけでは予測できません。出典: Google「サイトを移転する方法」
このツールが確認するのは、読み込んだ対応表とサイトマップの関係です。外部への通信を行わないため、HTTP ステータス、実サーバーの設定、ページの内容、インデックス登録、検索順位は確かめられません。報告書 PDF・ルール保存は未提供です。